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スタッフ旅行記

投稿日:2016年09月21日

001
秋の夜長の風物詩といえば15夜の「お月見」。
この日は中国でも「中秋節」の祝祭事として、
家族が集まってお月見を楽しみながら祝う習慣があります。
中秋節は中国の三大節句の一つで、
月がもっとも明るくもっとも丸く、
月の光も美しいと言われています。
中秋節を祝う習慣は3000年余の歴史があり、
月餅を食べながらお月見をします。

中秋節にはお歳暮のように月餅を送ることも流行って、
この時期はみんな両手に月餅の入った紙袋を下げて
忙しそうに歩いています。
西洋と東洋が交差するマカオでも
中秋節はみんなが楽しみにしている秋の行事。
この時期に合わせたイベントや特別料理などもあり、
いつもとはまた違った風情ある楽しみがあります。

002
中秋節の主役は満月。月といえば夜。
中秋節にちなんだオブジェは秋の夜長を楽しむように、
ライトアップされてとても綺麗。
そして満月といえばうさぎ。
日本では月でうさぎが餅つきをしていると教わりますが、
中国では不老不死の薬材を臼で粉にしているのだそうです。
ちょっとした違いが面白いですね。
そんなマカオのいろんな場所で中秋節にちなんだオブジェがみられますが、
南湾湖沿いのプロムナードでは、マカオ、北京、台湾のアーティストによる
光る可愛いうさぎのオブジェが並んでいて夜もとても賑わっています。

003
世界遺産の民政総署のライトアップも中秋節仕様。
歩道の街灯にもランタンが下がり、
より一層オリエンタルなムードが漂い、夜の散策にぴったりです。

004
民政総署と向かい合うセナド広場でも
ランタンを飾って中秋節をお祝いしています。

005
ギャラリーでは中秋節を詠った漢詩も。
月夜の詩を書くなんてロマンチックです。
パーフェクトに理解はできなくても
漢字の感じで雰囲気が掴めるのはちょっと楽しいです。
こちらはラザロ地区の澳門仁慈堂婆仔屋(アルベルゲSCM)の
一画にあるギャラリーで展示されていました。

006
一流レストランが目白押しのマカオでは、この時期に合わせて
中秋節にちなんだ食材をふんだんに使った、
オリジナルの特別メニューを提供しています。
シェフが考案した、この時期にしか味わえない料理を
いただくのも通な楽しみ方ですね。

マカオのカジノリゾートを代表する「ウィン・マカオ」内の
クリスタルの飛龍が飛ぶミシュランスターレストラン「永利軒」でも
予算に応じて中秋節メニューを用意してくれます。

007    
中秋に欠かせない穀物やお芋、海の幸、山の幸が
お皿の上で美しい秋の舞を披露してくれます。

008
日本人女子には嬉しい、少しずついろんな味を楽しめるデザート。
もちろん特製のミニ月餅付きです。
小さくてもあひるの卵黄はしっかり入ってました。

009
マカオならではの秋の楽しみが「マカオ国際花火コンテスト」。
毎年9月から10月にかけての週末や祝日に
豪華な花火大会が開催されています。
日本で見る花火大会と異なり、国や地域を代表する
花火メーカーによる作品の美しさを競います。
花火だけではなく音楽とレーザー光線とのハーモニーも採点の対象です。

今年は10組が参加。各日2チームが打ち上げられます。
28回目となる今年は、9月3、10、15、24日、10月1日に開催。
タイ、ポルトガル、英国、スイス、日本、韓国、イタリア、
カナダ、ルーマニア、中国の代表チームが参加します。
訪れた日はちょうど日本と韓国の打ち上げ日でした。
日本の代表は東京・府中市にある「丸玉屋小勝煙火店」。
日本は実に5年ぶりの出場となります。

010
ベストポジションはマカオタワー地上階にある
ポルトガル料理のビュッフェレストラン「トロンバ・リージャ」。
ポルトガルに本店を持つ本場のポルトガル料理を味わいながら
花火を楽しめます。

9時ちょうど。日本の花火が水上から打ち上がりました。
いきなり「BABYMETAL」のギミチョコの音楽に合わせて
花火とレーザーが飛び交う光景にしばし圧倒されます。
スローテンポとアップテンポを組み合わせた、
日本の曲でまとめた20分間はかなり斬新で迫力満点。
日本で見るよりも花火に高さがないため、
より間近に感じられるのもいいです。
これは日本では絶対に見られない!
その上、満月バックにまん丸の大輪。15夜にぴったりの景色です。

011
もうひとつのベストポジションは「マンダリン オリエンタル マカオ」の
レイクビューに滞在して部屋から花火を楽しむ。
この時期は特別花火鑑賞プランも用意しています。
マカオタワーと夜のフリーウェイ、花火が一緒になったゴージャスな夜景は、
南湾湖に面して立つマンダリン オリエンタル マカオならでは。
9月24日、10月1日の花火大会まだ間に合いますよ!

フォーブスのトラベルガイドでホテル、レストラン、スパ全ての部門で
5つ星に輝くマンダリン オリエンタル マカオ。
トップクラスの実力を体験してみてはいかがでしょう?


協力:マカオ観光局


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年09月14日

001_2
テキサス州の西部に広がる砂漠地帯の陸の孤島に、
年間数万人もが訪れる町があります。
目的はアートと不思議な光。
ここは、ミニマルアートの代表する
芸術家ドナルド・ジャッドが創作した理想郷。
そして度々不思議な光が漂っていると、
UFOマニアの間では名の知れた町。

002_2
マーファの外れにある「チナティ財団」は
軍事施設跡を利用した広大なミュージアム。
巨大作品の恒久展示を目的に
芸術家ドナルド・ジャッドによって設立されました。
現在12人のアーティスト作品を常設して、
全ての作品を1日かけてガイドとともに見学するツアーと、
ジャッドをメインにいくつかの作品を見学する2.5時間ツアー、
ガイドなしセルフで見学するツアーが行われています。

003_2
チナティの景色はとにかく大きい。
東京ドーム27個分の敷地に建物が点在し、
一棟に一作家を展示しています。
ジャッドはアートの居場所と本来の輝きにこだわり、
作品が設置される文脈や環境に敏感でした。
作品は全て常設で周囲の環境を生かす形で設置されています。
日中は暑いし広い敷地を歩くので
一日ツアーはそれなりの体力を消耗します。
芸術鑑賞も楽ではありません。
旧滑走路に沿って1キロにわたり設置されている
15ピースのコンクリートボックスや、
旧大砲格納庫に置かれる100個のアルミニウムボックスなどを
展示できる空間はここの他にどこにもない。

004_2
6棟の旧寄宿舎を使ったダン・フレヴィンの光のインスタレーション。
展示室の窓から入る自然光の加減で蛍光灯の色の深みが変化します。
光源の近くに立つと黒い影となるのを利用して、
数人が縦に並んで千手観音像を描いたりと楽しみながら見学。
それからマーファの街へ移動して建物に展示されている
ジョン・チェンバレンのジャンク・アートを見にいきます。
半日ツアーはここまで。
一日ツアーはランチタイム休憩の後、再びチナティに集合し
その他のコレクションを見学します。

005_2
ジャッド財団が運営するガイドツアーは
ジャッドの自宅兼アトリエを見学。
ジャッドが生涯で集めた13000冊の多岐に渡る本が並ぶライブラリーや
キッチンなどから彼の人柄や私生活、習慣などが垣間見られます。
子供部屋には日本から持ち帰ったのか、
あるいは頂き物なのか扇子が飾ってありました。
残念ながらジャッド財団が管理するもの全て撮影不可。
また、金、土の週末のみ街中に点在する
ジャッドのスタジオ見学ツアーが開催されています。

006
満月の日の夕暮れ時、不思議な発光が
度々目撃されている場所へ行ってみると、
そこは「マーファ・ライツ・ビューイングセンター」という
観察用の施設があり、すでに数人が光り待ちしていました。
暗くなるにつれて人が集まり、日没時間には
50人ほどのギャラリーが集まってきました。
立派な大人たちが一同に広大な草原を見つめ光りを探しています。
すると一人の女性が「来たわ!」と大声で叫び、
光りの動きを実況中継し始めます。
みなが見ている方向を見つめると確かに小さな光りが
揺れながら移動しているように見えました。
一説には遠くの山道を走る車のヘッドライトだとも、
超常現象を真っ向から否定する大槻教授は蜃気楼だと説明していますが、
信じるか信じないかはあなた次第!
たまには人生に謎というスパイスがあってもいいじゃない。
謎の正体を確かめにマーファへ出かけてみませんか?



写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年09月07日

001_3
アメリカはフリーウェイでどこへでも行ける。
これもひとつのアメリカらしい体験だといえます。
広大な国土を実感するなら、
アメリカで2番目の面積を持つテキサスへ(一番はアラスカ)。
レンタカーでモーテルに泊まりながら
ロードムービーのような旅がしたい!
そんな気持ちで目指した場所―それはちょっと不思議な町マーファ。

002_2
DFW空港から国内線で西へ。
乾いた大地の上を飛ぶこと1時間30分。
メキシコの国境に接するエルパソ空港に到着。
レンタカーの手続きは、日本で事前に予約をしておいたおかげで
スムーズに借りられました。
その上、車は空港を出て目の前にある
パーキングに用意されているなんて。
世界は近い!

003_2
空港からフリーウェイI-10に乗ってひたすら東へ。
メキシコとの国境に近い輸送幹線道路ということもあり、
乗用車よりもトラックやトレーラーが多い。
だだっ広い荒野をひた走るのかと思いきや、
ここは台地の上で標高1200メートルほどあり、
いくつかの峠を越えます。
途中で山岳時間と中部時間をまたぐと同時に、
スマートフォンの時計が一時間進んだ瞬間を
目撃したのにはちょっと感激。
そしてちょっぴり損した気分。
その先には国境が近いせいか、検問がありパスポートチェックをされたりと、
なかなか風変わりな体験もあります。

004_2
フリーウェイと並走する貨物列車とアムトラックが時折追い抜いて行く。
そんな光景がますますロードムービー気分を盛り上げてくれます。

005_2
90号線と交差するヴァンホーンで一息入れます。
長距離バスのグレイハウンドも休憩中。
ホットドッグとコーヒーで小腹を黙らせたら、
車を南に走らせマーファを目指します。

006_2
90号線は不安になるくらい車の気配がなく、
荒野にまっすぐ伸びる道をひたすら進んで行くと、
ぽつんと立つ無人のプラダのブティック。
店内にはバッグや靴が並んでいるも扉は開くことなく店員もいない。
これはマーファで活動するアート集団が管理する作品で、
PRADAの直営店を砂漠の只中に置き、建物が朽ち果てるまでの
悠久の時を感じる作品。

007
車を先に進ませると私有地に駐機している
かなり怪しい物体が見えてきました。
広い青空の下で太陽光を反射させている真っ白な飛行船のようなもの。
実に怪しくてシュールな光景は映画「オブリビオン」を思い出させます。

008
エルパソから約3時間。
「ようこそマーファ」の看板が見えてきました。
カーナビで確認すると、町の中心まであと25キロ。テキサスは広い!

009
町の中心は人影もなく、列車は止まることなく勢いよく通過して行き、
一見すると色あせた古めかしい建物が残る寂しい町で、
なんだか不安になってきます。

010
予め予約を入れておいたモーテルに掲げてある謎めいたサイン。
寂れた雰囲気の町といいメッセージサインといい、
ここはまるでミステリー映画の舞台のような町です。

011
古いモーテルを居抜きでブティックモーテルに変身させた
サンダーバードホテル」。
ホテル名はそのまま引き継いでいるのですが、
ネーミングにもぐっと惹かれます。

012
白を基調にしたシンプルな客室。
ローベッドにインディアン風のファブリック。
バタフライチェアがいいアクセントになっています。
部屋の奥には3畳ほどのスペースに
クローゼットとシャワールームとトイレ。

013
車を置いて徒歩で町を散策。
ひとつひとつの建物をよく見ると、ギャラリーだったり、
レストランだったり、ブティックだったり、
ショップや施設が古い町並みに溶け込んでいます。

014
オアフ島のハレイワあたりでみかけそうな古典的なスーパー。
店内には、生鮮食料品からコスメまで品揃えにはかなりこだわっている
小さなトレーダージョーズといった感じ。
商品を見ているだけで軽く1時間は過ごしてしまいそうです。

015
マーファを現代アートの聖地として再生させたのが、
ミニマルアートを代表する芸術家のドナルドジャッド。
彼が制作する大きな作品を置ける広大な場所を求めてN.Y.を離れ、
1994年に亡くなるまで制作を続けた地がここマーファでした。
彼の作品はチナティ財団によって管理され、
マーファ郊外にある広大な土地に、
彼と親しかったアーティストの作品とともに展示されています。
一方、街中に残っているジャッドの家やアトリエなどの
個人の不動産的なものは彼の遺族が運営する
ジャッド財団によって管理されています。
どちらも見学はオンラインでの予約制。

016
どの店も食のレベルが高いのがマーファのもうひとつの驚くべきところ。
都会の流行りのレストランよりも断然美味しい。
荒野の真ん中にお洒落で美味しいレストランがあるなんて謎は深まるばかり。

017
暗闇にネオンが光る怪しげなサンダーバードホテル。
マーファの不思議な旅は続く。



写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年08月31日

001
アメリカは言わずと知れた車社会。
フリーウェイでどこへでも行ける。
そんな自由度の高さがアメリカらしさだといえます。
だからといって、地下鉄やバスなどの公共交通機関は
発展していないのかといったら、そうでもありません。
特にダラスがあるテキサス州は全米で2番目に面積が広く、
家も大きく道も広いため、郊外に暮らす市民は車がないと大変不便。
大人ひとりにつき一台以上を所有するテキサス人に、
公共交通機関について聞いても、旅行者目線ではないので、
たいていの人はタクシーかUberと答えるでしょう。
だけど郊外に行く必要のない旅行者は車は全く必要なし!
徒歩と公共交通機関でダラスの街を十分楽しめます。

002
テキサス人はよく、テキサスではすべてがより大きいという意味の
「Everything's bigger in Texas」といい、その愛称は「BIG D」。
その言葉どおり、ダラスは石油産業や通信、
金融が集まるアメリカ経済の中枢であるほか、
MLB、NBA、NFL、NHLのアメリカ4大スポーツ観戦を楽しめ、
全米でも有数の美術コレクションを無料で楽しめるという、
文化、スポーツ、経済が整っている文武両道な街なのです。

ロコに混ざって楽しむ

003
アートディストリクトに隣接する「カイルウォーレンパーク」は、
使用されなくなった高速道路の再開発によって造られた緑化公園。
休日はたくさんの市民がピクニック気分で訪れ賑わっています。
緑が多く本当に気持ちの良い都会のオアシスです。

004
この公園の賞賛すべき点は、ただ芝生を敷いただけの公園ではなく、
レクリエーションが充実しているところ。
チェスやバックギャモンなどボードゲームの貸し出しのほか、
日替わりで無料のヨガ、タイチー、ズンバレッスンや建築ツアーなども
自由参加で体験できます。

005
長方形の公園内は走り回れる芝生のグラウンドとキッズ専用パーク、
ドッグラン、そしてライブラリーがあります。
仕切りもないのにライブラリースペースでは
静かに過ごせ気持ち良く読書ができる。
特に「静かに」という看板もありません。
使う人たちの心がけがちゃんと根ざしています。

006
公園の脇にはフードトラックがずらり!
バーガー系やピザからアジアンフード、スイーツまでよりどりみどり。
公園にはテーブルが設置されているので
座ってゆっくり食べられるのも嬉しいです。

007
フードトラックの中でも人気だったのがスシロール。
けっこうな確率で食べている人を見かけたので
試しに買って食べてみると・・・
スシにチリソースをかけた激辛ロールでした。
南部のケイジャンXスシのコラボフード。
これも立派なローカルフードなのでは!?新発見です。

008
ちなみに公園ライブラリーに置いてあった雑誌の
ローカルレストラン特集で掲載されていたラーメン屋。
調べてみるとかなりの人気店のよう。
ラーメンブームは世界中で巻き起こっているようです。
場所は中心部からすこし外れたトリニティ川の西側。
この辺りは今注目のレストランが集まっているエリアなので、
ぜひ足を運んでみたいです。

ダウンタウンへ繰り出そう

009
数年前まではビジネス中心だったダウンタウンも、再開発により
ショッピングやダイニングも楽しめる街になりました。
ちなみにセレブ御用達デパートで知られる「ニーマン・マーカス」の本店は、
ここダラスのダウンタウンにあります。
せっかくなので買わずとも覗いてみる価値はあるでしょう。
さらに日本でもおなじみのセブン-イレブンは
テキサスが発祥の地で、本社はダラスです。

010_2
ダウンタウンのパシフィック・アヴェニューにある広場
「サンクスギビング・スクエア」に建つ巻貝のような
チャペルの中を覗いてみてください。
ステンドグラスが天井まで螺旋状に描かれている
幻想的な光景に呆然とするでしょう。
2011年公開のブラッド・ピット主演のテキサスが舞台となった
映画「ツリー・オブ・ライフ」でも登場します。
製作はホワイトハウスやヴェルサイユ宮殿もてがける「サン=ジュスト」。

011
ダウンタウンエリアは東西に約1.5キロ、
南北はたったの3ブロックと徒歩可能ですが、
時には上手に公共交通機関を使うのも時間の節約になります。
街中を走っている「DART」は中心部と郊外を結ぶ公共交通機関で、
空港間も結んでいます。
LRT(路面電車)とバスがあり、
1日パス$2.5ドルでどちらにも乗車できるので
中心部から外れた場所に行くのにはとても便利です。
さらにダウンタウン内は無料シャトルバス「D-Link」が巡回していて、
メインストリートとアートディストリクト、
ウエストエンド、リユニオンデイストリクト、
サウスサイド,ビショップアートディストリクトを結んでいる、
かなり頼れる存在。
ただし、日・祝日は運休。
ウェブサイトからルートマップや詳しい観光情報なども入手できます。

012
ダウンタウンのど真ん中を陣取っているのが、
その名も「Giant Eye Ball」。
トニー・タセットの作品で、高さ10メートルある
ファイバーグラス製の巨大な目玉を近くで見ると
白目が相当充血していて疲れ目ぎみ。
これほどの巨大なオブジェを中心部に飾れるのはBIG-Dならではですね。

013
Giant Eye Ballの脇の小道沿いにある「Cafe Strada」は、
ロコに人気のジェラートが美味しいカフェ。
巨大目玉を眺めながらジェラート食べて一休み。

ダラスらしさを感じる3つのホテル

The Joul

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巨大な目玉の持ち主が、向かい建つホテル「The Joul」。

アートに特化した、かなりコンセプチュアルなホテルで、
1Fのパブリックスペースには、オーナーのアートコレクションが飾られ、
誰でも目にすることができます。
ちなみにオーナーのティモシー・ヘディントンは
石油会社で財を成したアメリカでは名の知れたビリオネア。
ハリウッド映画製作会社社長&プロデユーサーでもあります。

Hotel Lumen

015_3
ティモシー・ヘディントンがオーナーの

もうひとつのホテル「Hotel Lumen」は、
ダウンタウンの北、南メソジスト大学の前に立つ
キャンパスの緑を借景にしたお洒落なブティックホテル。
休日は、ユーイング家の御曹司のような人たちが
ブランチを楽しむ場所としても人気。
ロビーやパブリックスペースには、ブラッド・オールダムが手がけた
遊び心のあるメタルオブジェが散りばめてあり、
ゆったりと座れるソファーは自宅のリビングのようにリラックスできます。
レンタバイクも貸し出ししているので、ロコ気分で
自転車に乗って街を疾走してみるのも一味違った楽しみ方。
また向かいの大学内にある、スペインアートに特化した
メドウズ美術館もおすすめです。

016
Rosewood Mansion on Turtle Creek

017
緑と渓谷が織りなす静かなアップタウンに位置する
ピンクパレス「Rosewood Mansion on Turtle Creek」は、
1920年代の綿花王の邸宅を改装したホテル。
ロビーでは丸十字の採光窓が優雅な気品を漂わせています。
館内は調度品やステンドグラスがはめ込まれた
書斎を改装したダイニングなど、当時のままの佇まいが残っており、
まさに邸宅に招かれた気分です。

018
白とオレンジを基調にした上品な明るさが心地よい客室は、
ビジネスでもレジャーでも申し分なし。

019
壮麗にして優美な良き20年代を偲ばせるバー。
まさに大人の社交場といった落ち着いた雰囲気。
ダラスの上流階級をはじめ、ルーズベルト元大統領も訪れた邸宅は、
今も地元の人に愛され、ダラスで最もエレガントなスポットとして
評価されている、全米屈指の名門ホテルです。


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
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インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
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投稿日:2016年08月24日

001
「今年はダラスに旅行に行くわ」
恐らくそう言う人は滅多にいないでしょう。
いったいダラスに何があるっていうの?それがあるんです。
それも1日2日じゃ足りないくらい。
特にアートは、今や全米屈指の現代アートスポットとして、
その存在を知られています。
ダラスは古くから石油や綿花で財を成した億万長者が
今も多く暮らしています。
富豪達が築いたパトロン文化が街に根ざしていることもあり、
市が率先して芸術に投資しています。
だから、これまで実業家たちが蓄積してきた
貴重なコレクションを公共施設に公開し、
誰もが平等に芸術に触れられる機会がここにはあるのです。

002_2
ダラスで必ず訪れたいのがアートディストリクトにある
通称DMAの名で親しまれているダラス美術館
アジア、中東まで5千年に及ぶ人類の創造物を
23,000点以上所蔵する壮大な美術館です。
天井が高くゆとりのある空間でリラックスしてアートを楽しめます。
そして最大の魅力ともいえるのが、
特別展を除いて無料で鑑賞できること。
豊富なコレクションは、1日中観ても見きれないほどですが、
無料なので滞在中は何度でも足を運べるのも嬉しいです。
世界的な名作も数多く所蔵していますが、
日本では見られなそうな日本のコレクションも充実しています。

003
DMAは市の収集と多くの寄贈者からの作品が展示され、
1938年から開館しています。
美術館は1.ヨーロッパ、アメリカ美術、
2.アジア、アフリカ、プレ・コロンビア、古代美術、
3.「ヴィラ・ラ・ポーザ」、4.現代美術、
5.彫刻庭園と5つの展示スペースで構成されています。

ヴィラ・ラ・ポーザ
南仏にあったココ・シャネルの別荘を再現したもの。
ここに再現されている理由は、少し長いラブロマンスの物語があります。
もともとは1927年にイギリスのウェストミンスター卿の愛人だった
ココ・シャネルにプレゼントした美しい館。
チャーチル卿の死後、売りに出され
テキサス生まれのファッションモデル、ウェンディと
その恋人で著書「平和の解剖」で知られる
ジャーナリストのエメリー・リーブスの住処となりました。
エメリーの死後、ダラスの美術館の要請で別荘を再現して
ゆかりのコレクションを展示するために寄贈されました。
「ヴィラ・ラフ・ポーサ」はココ・シャネルと
チャーチルの思い出と愛が詰まった特別な空間を見事に再現しています。

004
DMAと隣接するナッシャー彫刻センターは、
レイモンド・ナッシャーとパッツィー・ナッシャー夫妻の
近現代彫刻の個人コレクションが展示される美術館。
都会のくつろげる場所という目的で、
建築の巨匠レンゾ・ピアノにより設計された美術館。
白い館内に差し込む自然光と中庭の優しい緑が安らぎを与えてくれます。
所蔵品はピカソ、マティス、ジャコメッティなど、
世界中の著名な作品をゆっくり鑑賞できます。
入場料:$10

005
彫刻家のブラッド・オールダムは、
スケートボードに乗った小鳥やロボットなど、
ポップキャラの可愛いオブジェをメタルで制作するアーティスト。
彼の作品はダラスの街中に散らばり、人々を惹きつけます。
ナッシャー彫刻センターから徒歩で10分ほど南西に向かった
ロスアヴェニューにあるブラッド・オールダム・スタジオでは、
大小さまざまなキュートな作品が並び、
自宅に飾りたくなるような親近感の湧くものばかり。
身につけるアクセサリーからインテリアまで販売もしています。

006
そんなブラッドの代表作のひとつが「TRAVELING MAN」。
高さ11mのロボットが、まるで街を闊歩しているかのようなオブジェ。
ギターを模した頭や表情も和みます。
ヒストリック・ディストリクトのディープ・エルムで
彼の作品たちに出会えます。

007
ダラス北部ユニバーシティパークに位置する
サザンメソジスト大学構内にある「メドウズ美術館」は、
石油で財を成したダラスの実業家アルガー・メドウズ氏による
スペインアート・コレクションを展示したもの。
ベラスケス、エル・グレコ、ダリにゴヤ、ミロ、ピカソなど
スペイン芸術が一堂に会する迫力あるコレクションです。
入場料:$10 木曜日17~20時まで入館無料

008
ダウンタウンを歩いていたら、
ビルのガラス越しに映っていた大きな目玉親父。
ダラスの目がいつもあなたを見ています。

009
大胆にせり出したファザードが特徴の斬新な市庁舎も一見の価値あり。
設計者はI.M.ペイ。
1960年代に、ケネディ暗殺事件によって落とされた影を
乗り越えるために市が打ち出したマスタープランの一環で計画されたもの。

010

011
シティホールの前には、ハンガリー出身の彫刻家マルタ・パンによる、
丸いフォルムが水面で風に揺られて水鳥のように動く「浮かぶ彫刻」と
ヘンリームーア作「ダラス・ピース」があります。
マルタ・パンは日本の都庁前や横浜、札幌などにも作品があるので、
どこかで見たことある人も多いかと思います。
ヘンリームーアの大きなブロンズには直接触れて感じることができます。
視覚に頼らず手触りを通して作家を感じることで、
美術がもっと近づきます。

012
コンベンションセンター前のパイオニアプラザには、本物かと
見紛うほどの、ブロンズのロングホーンの群れに一瞬どっきりします。
乾いた土地にカウボーイと50頭のロングホーンがある風景は、
まるで開拓時代にタイムスリップした気分。

013
赤いペガサスはダラスのアイコン。
1934年にアメリカ石油協会の総会が開催された際に
マグノリア石油ビル(現在はマグノリアホテル)の屋上に
建てられたのが始まりで、今では街灯の装飾やビルの上、
ホテルのオブジェなど、様々な場所で見ることができます。
でも、このペガサスどこかで見たことありませんか?
そう「モービル石油」のロゴです。
1959年にマグノリア石油がソコニーモービルに合併されてから
モービルのシンボルになっています。
ダラス市民にとっては、今でも赤いペガサスはダラスのシンボル。
現在これらは市のパブリックアート・コレクションとなっています。

014

015_4
街を歩けばアートに当たる。それがダラス。


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年08月17日

001
フォートワースのダウンタウンから車で北に向かって
ほんの10分ほど走ったところにある、西部開拓時代の

歴史的な建築物が残る「ストックヤード国立歴史地区」は、
南部風のレストランやホンキートンクなバーが並ぶカウボーイの聖地。
1970年代までの約100年間、カウボーイたちが
牛をここまで連れてきて取引をしていた場所です。
それら建物が保存されているこの一画に一歩足を踏み入れると、
たちまち西部開拓時代にタイムトリップ。
カウボーイ・カウガールファッションでキメて歩きたくなっちゃいます!

002
フォートワースを訪れたら絶対に行って欲しいのが
ここストックヤード歴史地区。
ここはかつて全米最大級の家畜取引所があったところで
カウボーイたちが牛や羊を引き連れて集まったことから
フォートワースは別名「カウタウン」とも呼ばれています。
当然この辺りでは酒場も喧嘩も多かったことでしょう。
そんな残りが今も漂っています。
西部劇ファンじゃなくても、ブーツやハット、
アクセサリーなどのウエスタングッズが充実しているので、
お土産探しにもいいところです。

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リアルなカウボーイ、カウガールが闊歩している姿がかっこいいです。

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1日に2回行われるキャトルドライブという
牛の行進は、たぶん世界で唯一のショーでしょう。
始まる少し前に警察が道路を封鎖しロングホーンをつけた
勇ましい牛がカウボーイの後を追って歩いてきます。
行進は10分ほどですが、なかなか迫力があり見ごたえあります。

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普段は入りにくくても、歴史地区であるここなら
気軽にカウンターで昼間っから堂々と。
これも歴史体験ですから。

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毎週金曜と土曜日の夜にカウタウンコロシアムで行われている
ストックヤード・チャンピオンシップ・ロデオ」では、
カウボーイたちが真剣に馬や牛に挑みます。
8時ぴったりにアナウンスが流れ起立し、
左胸に手を当てて国家斉唱から始まります。
歌い終えたら星条旗を持ったカウガールが
土のグラウンドを初めはゆっくりと周回し、
だんだんとスピードを上げて1周100メートルほどのグラウンドを
最後は全力疾走し、そしてピタっと止まります。
馬とカウガールの一体感は本当に見事。
すごくいいものを見せてもらいました。

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メインのロデオも大迫力。
馬とブルに定時間乗るラフストックと、
逃げる子牛の頭に馬の上からロープを投げてひっかけ、
馬から下りた後に、その子牛の四肢を縛り上げるまでの時間を競う
タイムイベントが開催されます。
特にラフストックは地鳴りがするほどの歓声があがります。
日本では絶対に体験できない本物の競技は一見の価値があります。
チケットは大人19ドル。
ボックス席以外は自由席なので当日窓口で購入できます。
前の席で観戦するなら少し早めに入場するといいでしょう。

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ロデオで興奮した後は、ザ・テキサスを体感できる
世界最大のホンキートンク「ビリー・ボブズ・テキサス」へ流れましょう!
入り口のセキュリティチェックで持ち物とID確認があるので、
必ずパスポートなど写真付きの生年月日を証明するものを持参して。
巨大倉庫のような店内はまるで映画の世界!
ブルライドショー(暴れ牛ロデオ)、カントリーバンドあり、
何より人の熱気がすごい!
テキサスらしい豪快なステーキも食べられますよ。
ダンスフロアでツーステップを踊れば、ヒーロー・ヒロイン間違いなし!


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年08月10日

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テキサスと聞いて思い浮かべるのはカウボーイ、
テックスメックス料理にダルビッシュ投手?
日本から直行便があるにも関わらず、
まともなガイドブックもなく情報も乏しいのが現状。
だけどここテキサス州は面積・人口共に全米2位を誇る州で、
毎年1000万人が訪れる都市もある全米有数の観光都市。
中でもダラス、そして隣接するフォートワースは
全米でも指折りの観光地。
さらに世界的に有名な絵画を無料で鑑賞できる
美術館もあるアート天国でもあるのです!
乗り継ぎのための空港利用だけではもったいない。
そんなダラス&フォートワース、
そしてダルビッシュ投手が活躍するスタジアムにレッツゴー!

フォートワースの基本情報

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米国では「DFW」の名で通っているダラス・フォートワース空港。

ここはちょうどダラスとフォートワースの中間あたりに位置します。
空港からフォートワースへは公共交通機関もありますが、
乗り換えが必要でと時間がかかり実はあまり便利とは言えないのが残念。
スーパーシャトルという乗り合いバスなら
フォートワース市内の目的地で降ろしてもらえて17ドル。
タクシーならフリーウェイを西に30分で料金は40ドル+チップ。
急ぎの用事がなければ、スーパーシャトルが良さそうです。
フォートワースは大きく分けて
サンダンス・スクエアがあるダウンタウン、
ミュージアムが集まるカルチュアル・ディストリクト、
古き良き時代を体験できるストックヤードの3つのエリアが
観光スポットとなっています。
それぞれのエリアは4~5キロ離れているので、歩くには少し遠く、
公共交通機関はバスになります。
ルートやスケジュールはThe Tで検索できるので、
wifi環境があれば簡単に乗りこなせるでしょう。
タクシーも多く走っていて簡単につかまります。
ダウンタウン~ミュージアム、ダウンタウン~ストックヤードまで
それぞれ10~15ドル+チップ程度です。

ダウンタウン

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フォートワースのダウンタウンは、他の都市と比べて

とてもコンパクトにまとまっていて非常に歩きやすくアーバンな街。
街の中心は交通を遮断し、
サンダンス・スクエアと呼ばれる広場になっています。
デザインされた快適な空間と
それをとりまく歴史的な建物がうまく調和し、
市民や旅行客の憩いの場として賑わいを生んでいます。
この日はちょうどプロムがあるようで、ドレッシーな
若者たちがサンダンス・スクエアに集まっていました。
街中でこんな光景に出会えるのも、
快適な空間を持つここならではといえるでしょう。

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サンダンス・スクエアで人気のレストランが「Bird Cafe」。
休日はいつも混み合っています。
特にサンダンス・スクエアに面するテラス席は
空席になることはないくらい。
人気の理由はロケーションとローカル食材を重視した
美味しい料理とお酒。
シェアプレートもありデザートレベルも高いです。

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メインストリートを徒歩で15分ほど南に下ったところにある
パブリックスペース「ウォーターガーデンズ」は、
モダニズムの巨匠フィリップ・ジョンソンによる
渓谷に見立てたデザインの緑溢れる公園内に水が流れ、
都会のオアシスを形成しています。

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テラスから滝のように水が流れ落ちて、
炎天下のテキサスに涼をもたらしてくれ、
公園内は水の流れる音だけが聞こえ、心が安らかになる。
市民にとっても価値ある場所といえます。

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ウォーターガーデンズの前に立つオムニ・フォートワース
1Fにあるバー「Whisky & Rye」は、ローカルに絶大な人気を集めるバー。
週末ともなれば大勢の人でごった返しています。
夜はライブ音楽とともにテキサスのワイルドな雰囲気を楽しめるので、
旅の1ページを埋めてくれるでしょう。
8PM以降の入店は21歳以上限定で入店前にIDチェックされます。
パスポートか英語で身分証明できるものを
持参していないと入れませんのでご注意を。

カルチュアル・ディストリクト

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ダウンタウンから西へ車で10分ほどのところにある、

美術館が集まるカルチュアル・ディストリクト。
キンベル、近代美術館、アモン・カーター。
フォートワースを代表する世界的に見ても
素晴らしい3つの美術館は押さえておきたいところです。
キンベル美術館では、ジョアン・ミロ作の
巨大なブロンズがお出迎えしてくれます。

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ここは、美術はもちろん、建築家ルイス・カーン設計による
建物はアメリカ建築の最高峰と賞賛されている、
建築好きの人なら一度は訪れたいところでもあります。
美術館は作品保護のため自然光が入らない室内での鑑賞が一般的ですが、
ここはテキサスの強烈な日差しを上手に取り入れた建築。
トップライトから注ぐ明るい自然光で美術鑑賞ができます。

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この美術館はケイ・キンベルとその妻ヴェルマの私蔵コレクションです。
テキサス生まれのキンベル氏は中2で退学して製粉会社に勤め、
そこから這い上がってアメリカンドリームをつかんだ人物。
最終的には70もの会社のオーナーになった立志伝中の人物です。
1935年に夫妻で設立した美術財団が現在も引き継がれ、
ミケランジェロ、カラバッジオ、ピカソ、マチスなど、
古代ギリシャ、アフリカ、メキシコ、中国、日本の快慶の仏像まで
360点以上の素晴らしい美術作品を無料で鑑賞できる上に、
ほとんどの作品は写真を撮ることを許されています。

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緑と水が織りなす気持ちの良い中庭を進んだ先にあるのが、
関空を設計したレンゾ・ピアノによる新館。
本館に軸を揃えて繋がりを持たせ、ルイス・カーンへのリスペクトと、
個性を巧みに融合させた知的な建築。
新館では、マヤ、アステカなどの充実した
プレコロンビアン芸術が見られます。

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キンベル美術館の向かいに立つフォートワース現代美術館
こちらはリチャード・セラの巨大な作品が迎えてくれます。
空が広いテキサスには巨大なオブジェが似合います。
美術館は安藤忠雄氏設計によるもの。

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鑑賞しながら歩いていくと
外の水辺を眺めるガラス張り空間へと導かれ、
視界が明るくなると共に気分が変わります。
作品を感じることができるよう演出がされています。

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階段を上った先にはウォーホルがお出迎え。
オキーフ、ポロック、リキテンスタイン、ピカソ、
フランシスベーコンなど現代美術絵画やインスタレーションなど
じっくり鑑賞していると、2時間があっという間に過ぎていました。
訪れた時はフランクステラの巨大な作品の特別展が開催中でした。

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おすすめなのが併設されるカフェ。
ランチタイムは予約が必要なくらいです。
水辺の景色も最高ですが、アジアや中東など
ヘルシーなエスニックフュージョンは絶品!
美術館とセットで訪れたいところです。

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美術館はY字型の柱で支えられた屋根と、
コンクリート+ガラスの二重被膜構造。
どことなく和も感じられるデザイン。
キンベル美術館とともに未来に残すべき現代建築遺産です。
今回は時間で残念ながら訪れることができなかった
アモン・カーター美術館」は、
ダウンタウンにある「ウォーターガーデンズ」を設計した
フィリップ・ジョンソンによるデザイン。
ジョージア・オキーフをはじめ、
アメリカン・アートを中心にしたコレクションで、
テキサスらしくカウボーイをテーマにした作品も多くあります。

今年、上野の国立西洋美術館本館を含む7カ国17建築物で構成される
「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産への登録が決まりました。
今後は建築巡りが人気を呼びそうですね。


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年08月03日

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一度でもボールパークの雰囲気を経験すると

病みつきになる大リーグ観戦。
ルールを熟知していなくても、選手の名前を知らなくてもいい。
ここには「これぞまさにアメリカ」が凝縮しているのです。
真のアメリカ文化体験ができるボールパークへレッツゴー!

002_2
西海岸や東海岸にあるボールパークは、
街の中心地にあったり地下鉄でアクセスできたりと、
行くのにさほど難しくありません。
例えば、ボストン・レッドソックスやニューヨーク・ヤンキース、
サンフランシスコ・アスレチックスは地下鉄で行けますし、
シアトル、サンディエゴ、トロントは街の中心にあるので徒歩圏内。
ところが、アメリカで2番目に広い州にあるテキサス・レンジャーズは、
観光客が野球場に向かうのはかなりハードルが高い場所にあります。
本拠地アーリントンは、ダラスとフォートワースの中間に位置する街で
公共の交通機関がほぼないに等しい。
ダラスやフォートワースのダウンタウンからは、車で30分以上かかり
タクシーを使えば片道50ドル+チップといったところ。
往復タクシーを利用するとなると
交通費だけで1万円以上飛んでしまいイタい出費。
そこで何とか公共交通機関を駆使してボールパークを目指しました。

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まずはダラスのユニオン駅から
TRE(トリニティ・レイルウェイ・エクスプレス)に乗り30分、
センターポート駅で下車します。
TREはテキサスの州旗「ローンスター」が描かれている
かっこいい鉄道で、ダラスーフォートワース間を結んでいます。
下車するセンターポート駅はちょうど中間にあり、
DFW空港の無料シャトルバスがこの駅まで運行しています。

004
ホームに販売機が設置されていてチケットは必ず乗車前に購入します。
センターポートまではダラスからでもフォートワースからでも
ゾーンをまたがないので「1ZONEDayPass」を購入します。
料金はたったの5ドル!注意することはTRE以外の
交通機関にも使える「TRANSIT PASS」を購入すること。

005
センターポート駅の目の前は広大な駐車場で売店は皆無。
まさに典型的なアメリカ郊外の駅といった感じ。
TRE乗車前に1リットル以上のドリンクを持参していないと
干からびますのでご注意ください!

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駅前のバス停。TREの接続に合わせて30分毎に運行しています。

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市内循環バスMAX(MetroArlingtonXpress)に乗ります。
購入済みのパスでMAXも乗車できます。
非常に素晴らしいシステムなので、もっと路線を増やしてください!
バスはとても快適。
電光掲示板で停車駅を案内しているので、
地図と睨めっこして現在地をいちいち確認する必要もなし。
といってもこのバスの停車場は2箇所。
次のバス停で降りますが30分ほど走ります。

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バスを降りると道路の電光掲示板には「今夜試合あり!」のサイン。
テンションが上がってきました。
でも野球場へ行きそうな人の姿は皆無。
テキサスは筋金入りの車社会です。
500メートルほど先に見えるNFLの名門ダラス・カウボーイズの本拠地
AT&Tスタジアムを目指します。

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アメリカでは今やMLBよりもアメフト人気が高いことを象徴するように、
バブリーなスタジアムが燦々と輝いています。
余談ですが、スタジアムの映像装置は
三菱電機のオーロラビジョンが取り付けられ
「世界最大のフルハイビジョン対応の映像スクリーン」として
ギネスブックに認定されています。やっぱりバブリー。

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豪奢なスタジアムを横目に歩くこと20分、
正面に古風な佇まいの建物が見えてきました。
でもこれぞアメリカの球場といった風格。
やっと着きました。
所要時間はダラスからおよそ1時間30分。
値段を取るか時間を取るかはあなた次第!

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試合開始前はチームショップを覗いたり、
ホットドッグを買ったりと、何かと忙しいので
プレーボール1時間前くらいに到着していると、
存分に球場の雰囲気も楽しめます。
場内はまるでお祭り気分で、みんなウキウキ笑顔です。
ファンにとっては試合前の時間が、時には試合以上に面白いのです。

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試合開始前の国歌斉唱。
ホットドッグを買っていようが、どこにいようが始まったら起立し、
背筋を伸ばして胸に手を当てて国歌を聞きましょう。
帽子を被っている場合は、帽子を取って胸の上に持ってきましょう。
アメリカの愛国心を垣間見られるひと時です。

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試合中は日本のような鳴り物は禁止。
その代わりスタジアムが大いに盛り上げてくれます。
球場はバックネット以外にネットがないので、
子供達はグローブをはめてファールボールを待っています。
ファールボールを捕ったファンは、球場全体の観衆から
選手に負けないほどの拍手と熱い眼差しをもらいます。    
7回になると観客全員がおもむろに立ち上がり
「セブンスイニング・ストレッチ」が始まります。
各自ストレッチをしながら"Take Me Out to the Ball Game"
(私を野球場に連れて行って)を観客全員で歌います。
これもまた楽しい。
アメリカに来ているな~と実感します。
今回は対ヤンキース戦ということもあり、ほぼ大入り満員。
あわよくばダルビッシュVSマー君の対決を期待して来ましたが、それはならず。
それ抜きでも大いに楽しめました。
ここに来れば真のアメリカ人に出会えますよ!
ダルビッシュTシャツ着ている女子もけっこう見かけました。
イケメンは世界共通ですかね。

ちなみに帰りは夜10時近かったため、タクシーで戻りました(笑)
それでも、片道分の約60ドルは節約できたのでOKといえるでしょう?



写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年07月27日

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ベトナム中部の世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園内にある

世界でも貴重といわれる太古の洞窟は、
気軽に地底探気分を味わえるとあって、
今欧米人を中心に人気急上昇中のスポット。
そこはどんな世界なのか?

002
ラオスとの国境に接するフォンニャ・ケバン国立公園は、
最寄りの街となるドンホイから北西に約50キロ。
車で50分ほどのところにある世界遺産にも登録されている、
アジア最古のカルスト地帯を擁する国立公園です。
ここには大小300以上の洞窟があるといわれ、
現在発見されている
洞窟の中でも比較的アクセスしやすい
3つの洞窟が、
入り口から1キロほどが見学可能になっています。
そのさらに奥をガイドと一緒に行く探検ツアーもあるのですが、
入り口付近を見学するだけでも十分に驚かされます。
個人で3つの洞窟を巡るにはドンホイ市内にあるツアー会社に申し込むか、
もっと自由に行動したいならタクシーチャーターが良いでしょう。

ツアーはランチと入場券付きで6000円程度。
個人で行く場合は、
・チャーター代相場:120,000ドン(6,000円)
・フォンニャ洞窟:150,000ドン(750円)
・ボート代:320,000ドン(1,600円)
・天国の洞窟入場料:250,000(1,250円)

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まずはボートに乗りながら
素晴らしい鐘乳石が見られるフォンニャ洞窟へ。

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川岸に暮らす人々の、のどかな田園風景に癒されながら、
30分ほど川を進むと洞窟の入り口が見えてきます。
ボートに乗ったまま真っ暗な洞窟の中に進入すると・・・

005
天井から巨大な鐘乳石が下がり川底から石筍がニョキニョキ。
フォンニャとは「風の牙」を意味します。
洞窟内はまるで牙だらけの怪獣の口内を探検しているようです。
総延長は8kmですが、ボートで行けるのは1キロほど。
それでも十分に楽しめます。
1990年に英国の探検隊が地下及び水中の地図を作成し、
世界三大洞窟に認定されています。
水量が増す10~12月は、
洞窟に入れないこともありますのでご留意ください。

006
フォンニャ洞窟の上層には「仙人の洞窟」と呼ばれる別の鍾乳洞があります。
ボートを降りて500段の階段を上っていきます。
上下の洞窟は繋がっておらず、それぞれ独立した洞窟になります。
2億5千万年の時を重ねて、さまざまな形になった
無数の鐘乳石に地球の驚異を感じずにいられません!
以前は洞窟内を自由に歩くことができましたが、
現在は自然保護のため木道を歩いて進みます。

007
フォンニャ洞窟のボート乗り場から車で30分ほど走ったところにある
「天国の洞窟」は2010年に公開された比較的新しい洞窟です。

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エントランスから洞窟がある山の麓まで1.5キロほど歩きます。
麓まで有料カートでの送迎もあります。
カートを利用しても洞窟がある山の上まで続く
500段ほどの階段を自分の足で上っていきます。

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階段を上りやっと洞窟の入り口が見えてきたかと思えば、
今度は300段の階段を下りて地底へ。

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目の前に広がる景色はまるで宇宙。
洞窟の広さは31kmと巨大です。
見学できるのは入り口から1km。
洞窟を覆う青色や黄色の壁、繊細な鐘乳石はもはや芸術。
本当にここは地球でしょうか?と幻想的な光景に圧倒されます。
実はここ、ドンホイにあるリゾートホテル「サンスパ・リゾート」が
運営していて、ホテル内のレクリエーションデスクで、
7キロ先まで行く1日探検ツアーを申し込むことができます。
前日までに予約で、料金は重装備とランチ込みでひとり1万3千円ほど。

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近頃は多彩なツアーが組まれていて、
ガイド同行の洞窟&ジャングル探検ツアーも人気を集めています。
詳細は「フォンニャケバンツーリズム」でチェック!

普通の旅行では飽き足らない人、野生の本能を呼び覚ましたい人はぜひ!


取材協力:ベトナム航空


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。

投稿日:2016年07月20日

001_3
ホーチミン、ハノイに続き、
メキメキと人気急上昇中の中部の都市ダナン。
世界遺産のホイアン、フエも日帰り圏内にあり、
ビーチリゾートに滞在しながら歴史と文化にも触れられる
旅のスタイルが人気の理由といえます。
だけど、中部はそれだけじゃなかった!

002
フエからさらに海岸沿いを北上したところにある街ドンホイは、
今、冒険好きな欧米人が集まる
新しいディスティネーションとなっています。
彼らの目的は世界遺産に登録されている
国立公園にある洞窟探検。
ここには世界でも有数の素晴らしい地底があるのです。
そのベースとなるのが海辺の街ドンホイ。
近年外国人観光客が急増中ということもあり目下開発中。
快適なホテルやレストランが続々とオープンしています。
冒険気分を楽しみつつもリゾート気分も満喫できる、
さらに新しい旅のかたちを紹介します!

003
その前に!フエからドンホイへは
国道1号線を車で北上すること約4時間。
その途中でベトナム戦争時に北と南に分かれてしまった
軍事境界線の「北緯17度線」を通過します。
ここはベトナムの歴史上でも、とても重要な場所のひとつ。
東西に流れるベンハイ川を境に国が分裂してしまったため、
そこに架かっていたヒエンルオン橋は22年もの間、
渡ることのできない橋でした。
南と北で離ればなれになった家族も多くいました。
今は橋を含めて周辺は記念公園となっていて、
当時から架かっている橋を誰でも自由に渡ることができます。

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公園内にある博物館では、戦争当時の写真や武器、
周辺の村人たちの生活の様子を展示しています。
さらに戦争について知りたいなら、
ここから20分ほど海方面に走ったところにある、
村人が爆撃を避けるために7年掘り続けて作った
3層仕立ての地下の村「ビンモックトンネル」があります。
トンネルは今も残されていて実際に歩くことができます。
苦しい時代の中でも、少しでも人間らしい
生活をするための努力が今も伝わってきます。

005
北緯17度線をさらに北上すること1時間余、ドンホイに到着です。
日本人には聞きなれない街ですが、
クアンビン省の省都で大きな街。
近年はビーチリゾート開発が進み、
外国人観光客も多く見られます。
だけど、とにかくのどかで昼も夜も静かな街。
クラクションがうるさい大都市からくると、静かで耳が癒されます(笑)

006
ドンホイもまたベトナム戦争の激戦地でした。
破壊されたタムトア教会の鐘楼が、
青空の下で何かを伝えようとしています。

007
革命のヒロイズムの象徴として国民に知られている
メ・スオット母さんの記念碑。
ホーチミンさんにも賞賛された人物。
米軍が砲撃する間も舟漕いで川を渡り、
北ベト軍兵士や弾薬を運び続けたそうです。

008
水揚げされたばかりの魚の他にも、野菜や肉、
雑貨などなど何でも売っているドンホイ市場。

009
場外の路地に並ぶ日用品屋を覗くと、
けっこう掘り出し物が見つかりそうです。
質の良い編みカゴなどもあります。
他の都市よりもまだまだ物価が安いのも魅力。

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川沿いの風が気持ち良い「ツリーハンガー・カフェ」は、
洗練された美味しい食事がいただけるカフェ。欧米人に人気です。

011
ベトナム料理の他にもバーガー類などもあり、どちらもおすすめ。
店内では、センスの良いベトナム雑貨も販売していて、
お土産にもぴったり。

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ビーチ沿いに建つ「サンスパ・リゾート」は、
広大な敷地に234部屋の客室と50棟のヴィラ、スパ専用棟があります。
特筆すべきはスパ。
2時間コースでも4000円ほどで受けられ設備も整っているので、
毎日通いたくなります。
物価安の恩恵はここでも享受できます!
街には格安の宿もたくさんありますが、
快適なリゾートライフを安価で楽しめるサンスパ・リゾートもおすすめです!
ホンニャケバンの洞窟を歩いて疲れた体をスパで癒してもらえます!


取材協力:ベトナム航空


写真・文/鈴木博美
旅行業界で15年間の勤務を経てフリーの旅行家へ。
旅を通じて食や文化、風土を執筆。
雑誌媒体等に海外各地の旅の記事を寄稿。
著書に一人旅に役立つ電子書籍「OL一人旅レシピ」
インド編、ベトナム・カンボジア編、エジプト編、
世界中の美味しい料理をおうちで作る「いつもの食材で作る世界の料理レシピ」。
ブログ「空想地球旅行」で旅のあれこれを発信中。